エンドゲーム
2009年55冊目
エンド・ゲーム―常野物語 恩田 陸 2.5点
単体で読めば、ここまで評価は低くなかったかもしれない。
三部作の三部目・・ やはり難しい。
光の帝国―常野物語
蒲公英草紙―常野物語
エンド・ゲーム―常野物語
この本は、著者の後書きにすべてあらわれていると思う。
作者も3作目の難しさを自戒している
おとぎばなしの世界から現代につながる、恐ろしいのだけど温かみのある
ファンタジー。
大昔からの不思議な力を継承する常野一族。
迫害や、世界の救済やら、色んなシーンで、様々な一族が、
自分の持つ力に苦しみ、悩み、それでもさだめとうけとって
力強く生きている。
1作目の「光の帝国」は素晴らしかった。
張り裂けるようなつらさと、すっと涙が出る温かみを連なる短編の中で、
見事に表現していた。
2作目の「蒲公英草紙」も、ほんわかと、どきっとさせてくれる、なかなかの作品だった。
そして、3作目「エンド・ゲーム」
まさに、残念な感じです。
前作の謎の解き明かしというか、一つのテーマについてはなんとか無理やり決着をつけた感じ。かなりハチャメチャでよくエンディングをまとめたなあ。
ほんと、デッド・エンドです。世界が壊れてしまった。
ただ、期待していいのか、しないほうがいいのか、4作目以降もでるとのこと。
何といっても、短編集の強みで、色んな魅力的なキャラクターが残っている。
彼らにも何らかの決着をつけさせるのだろうか。
読みたいような読みたくないような・・
--Amazonより
不思議な力を持つ一族を描くシリーズ、第3弾!
「裏返す」さもなくば「裏返される」。特殊な力を持つ「常野一族」として「あれ」と呼ばれる存在と戦ってきた拝島時子。母が倒れ、初めて一族に連絡を取った時子が知る驚愕の事実とは。スリリングなSF長編。
エンド・ゲーム―常野物語 恩田 陸 2.5点
単体で読めば、ここまで評価は低くなかったかもしれない。
三部作の三部目・・ やはり難しい。
光の帝国―常野物語
蒲公英草紙―常野物語
エンド・ゲーム―常野物語
この本は、著者の後書きにすべてあらわれていると思う。
作者も3作目の難しさを自戒している
おとぎばなしの世界から現代につながる、恐ろしいのだけど温かみのある
ファンタジー。
大昔からの不思議な力を継承する常野一族。
迫害や、世界の救済やら、色んなシーンで、様々な一族が、
自分の持つ力に苦しみ、悩み、それでもさだめとうけとって
力強く生きている。
1作目の「光の帝国」は素晴らしかった。
張り裂けるようなつらさと、すっと涙が出る温かみを連なる短編の中で、
見事に表現していた。
2作目の「蒲公英草紙」も、ほんわかと、どきっとさせてくれる、なかなかの作品だった。
そして、3作目「エンド・ゲーム」
まさに、残念な感じです。
前作の謎の解き明かしというか、一つのテーマについてはなんとか無理やり決着をつけた感じ。かなりハチャメチャでよくエンディングをまとめたなあ。
ほんと、デッド・エンドです。世界が壊れてしまった。
ただ、期待していいのか、しないほうがいいのか、4作目以降もでるとのこと。
何といっても、短編集の強みで、色んな魅力的なキャラクターが残っている。
彼らにも何らかの決着をつけさせるのだろうか。
読みたいような読みたくないような・・
--Amazonより
不思議な力を持つ一族を描くシリーズ、第3弾!
「裏返す」さもなくば「裏返される」。特殊な力を持つ「常野一族」として「あれ」と呼ばれる存在と戦ってきた拝島時子。母が倒れ、初めて一族に連絡を取った時子が知る驚愕の事実とは。スリリングなSF長編。
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| 恩田陸 | 19時35分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑