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(考察)H22事例3(生産事例)1

個人的考察です。
まだまだ読み込めていないところもあると思いますが、第1弾ということで。

事例3の与件はこちら

●全体的な振り返り
それぞれ、4事例が終わって、よくできたもの、できなかったものがあると思います。
受験された方伺うと、事例2が難しかった、事例3も歯ごたえがあった。意外と事例4はできたという意見が多かったと思います。
私も同じような印象を持っています。
そして、その中でも、一番合否を分ける事例は、生産事例だったのかなあと思っています。

事例2の情報整理術が非常に難しく、方向性はみな同じでも、
書いている内容や整理具合はバラバラになると思います。
その分、点数もばらついて、平均点は低めで安定するかなと。
また、事例1や事例4は、変化球もありましたが、概して、
設問構造を大外しするような、大崩れの方は少なかったのかもしれません。
特に事例4は計算で差がつく去年のようなタイプの問題ではありませんでした。

そのうえで、事例3
戦略的なイメージと、具体的な現場のイメージが持てたかによって差がつく事例だと思いました。
加工技術や製品種別、顧客種別が、ごちゃごちゃと記載されており、
まずここを正確に読み取れたでも、差がつくのかなと。
さらに第3問の情報問題は、40字で20点とドキドキしてしまう問題でした。

ということで、事例3からまず振り返っていきたいなと思います。


●H22事例3(生産事例の振り返り)

生産事例はSWOT分析ができればほぼ全体の方向性が見えるという特徴があります。
今年も間違いなくそうだと思います。

SWOTを仕分けするのと、分析するのは別の問題で、
与件からSWOTを仕分けして、
全ての戦略の方向性や課題解決策を考慮した上で、
SWOT分析するべきだと思います。
なので、できればSWOTの問題は最後に書きたいところ。

SWOTが配点が10点とか低ければ、設問対応としては、与件から
適度に抽出しておくので十分という本番対応も考えられますが、
H22はSWOTで20点あります。
ここは全体の方向性と一貫性を取るために、解答欄に記載するのは最後にしたいです。


強みと弱みを拾うだけでも、たくさんありました。
これをまとめなおして、2つずつにすればそれなりに点数は確保できそうです。
◯SWOT仕分け
---------------------------------
・強み
 ・設備の改良・改善によるコストダウンを図るなど、社内改革を実施
 ・ISO9001の要求事項に従った品質マネジメントシステムを
  構築して品質保証の標準化
 ・ISO14001の要求事項に従った環境マネジメントシステムを構築して
  環境管理の標準化をそれぞれ達成ししている。
 ・金属プレス加工および樹脂成形加工の両部門を有している
 ・それらの金型が内製化されていること、
  そして生産設備の改良・改善技術を有していること
                     etcetc

・弱み
 ・製品開発や営業を専任する部門はなく、新規営業開拓は社長自ら担当
 ・受注後の開発・設計、日常の受注などの業務は、
  金属プレス部および樹脂成形部がそれぞれ担当
 ・X社約40%、Y社約30%(売上構成が偏っている)
 ・早期に品質を安定させて量産化ができるように
  (→元々の部品も量産化できていない?)
 ・部品加工時の材料歩留まりが悪い    etcetc
---------------------------------
 しかし、やはり、第2/3/4問で何を解決してどういった方向性に進むか
 考えてから書いたほうが、第1問自体もまとめやすく、
 かえって時間の短縮になると思います。

 そして設問の制約として、自動車業界のSWかというのも意識する必要がありそうです。
 (ISOや標準化は自動車業界における強みなのか否かなど)


今回は設問の問うているところは分かりやすかったかなと思います。
 Y社に対してのコストダウンリードタイム改善
 X社に対しての中国進出の方向性

第2問から考えると、厳しいコストダウンが求められている。
 コストダウンの対象は2つあると思います。(2段階か)

() ひとつはもともとC社内で材料歩留まりが悪いことなのは
   間違いないでしょう。
   歩留まりで材料費が無駄になっており、コスト増加を招いています。
   では、なぜ、歩留まり率が悪いのでしょうか?
   C社の設計が悪いの?そうかも知れません。
   設計部が明確にないからダメだという考えもありますが、
   設計・製造の一体化が図れている方が、
   材料歩留まりは少ない可能性があります。
    (→製造からのフィードバックが設計に直接できるから)
   つまり、改善能力のあるC社だからこそ、他に要因があるとも考えられます。

   ここで、1次知識の活用が必要になります。
   企業経営理論では、幾度となく自動車や部品メーカーの内容が出題され、
   自動車の製造業の特徴はインテグラル型であることが出てきています。
   つまり、パソコンなどの電化製品と異なって、自動車業界では、
   部品自体に問題はなくても、擦り合わせした結果、部品の修正を求められる可能性があります。
   まさに、C社は、
    電子制御系電子部品の
     樹脂成形加工品と
     金属プレス加工品 を製造しています。

   これを今まではY社にてすり合わせ、組立をしてきました。
   そのため、C社の部品の出来が良くても、Y社の指摘により
   修正ややり直しが発生して、
   歩留まりの悪化を招いていた可能性があります。
    (これを与件の材料歩留まりに含めるかは意見が分かれると思います)

   そして、今後C社は、Y社の組立工程を取り込みます。
   そうすると、今まで別々に製造していた、
     樹脂成形加工品と
     金属プレス加工品
      のすり合わせはC社がやることになり、別々に作って摺りあわすより
      一緒に作って、予め、すりあわせておいたほうがいいと考えられます。

  ということは、そもそも、すり合わせ、組み立てられる部品が
  別々の組織で製造されていたことが大きな問題だったと思います。
  (Y社の工程を取り込む前にも、事前に擦り合わせします提案!が必要だった)

  ですから、必ず挙げないといけない弱みは
  「受注後の開発・設計、日常の受注などの業務は、
  金属プレス部および樹脂成形部がそれぞれ担当しており連携が不足している」
  
になると思います。

 すり合わせについては、類推と言われるかも知れません。
 そもそも電子制御と躯体部品にすり合わせがいるのか、
 実際のところ私は把握していません。

 だからこそ、1次試験でなんども問われている
  家電は  組み立て(モジュール)
  自動車は すり合わせ(インテグラル)
    という知識は活用したいと思いました。


() 二つめは、Y社の生産ラインを取り込むことで、
   1+1=2にするのではなく、シナジーを発揮する必要があります。
   最初は今までやっていなかった組立工程を実施するので、
   Y社の指導を受けながらそのまま、やっていくのが妥当だと思いますが、
   C社は生産設備の改良・改善技術を保有しており
   新生のC+Y社のラインを、全体最適の視点で改善することで
   コストダウンに結びつけることができると思います。

   ということは、必ず挙げないといけない強みは、
  「生産設備の改良・改善技術」ということになります。
    ここに、標準化ということでISOが絡んでくると強みは
    うまく整理できるのかと思います。
    (自動車業界の強みらしく書くことは大事ですね)


ちょっと長くなってきましたので、続きは次のブログにて記載します。
 第4問のX社をからめた、もうひとつの強みと弱みについて考えたいと思います。

 



これ、違うーー!っていうご意見・アドバイスもいただけると幸いです。
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| 未分類 | 22時47分 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

いや、助かるっす。(ぼそ)

一点だけ、材料歩留まりが悪いのは、現状のY社におけることではないですかねえ?
うっ、主語がないのか... Y社から指摘されていると捉えるとね。

| トシキ | 2010/10/26 00:07 | URL |

トシキさま
 ご指摘ありがとうございます。

そうですね、C社自体での
設計部門の不明確さによる材料歩留まりと
Y社ですり合わせた時の修正手戻りなどによる
歩留まり(材料歩留まり?)の両方があるのかなと考えました。

Y社からの指摘で初めて判明する
材料歩留まりととらえるべきか。

うーん。

| ロンドン3 | 2010/10/26 00:58 | URL |

つらつら考えたことをトラックバックしときました。材料ってのは、確かに悩ましい。

| トシキ | 2010/10/26 02:09 | URL |















非公開コメント

http://london3.blog81.fc2.com/tb.php/1264-866a44ca

平成22年度事例3に関する個人的見解2(第2問設問1について)

さて、他の事例も考えたいんだけど、取り急ぎ事例3を決着つけないといけないので、 ロンドン3のブログなんかも参考にしつつ... http://london3.blog81.fc2.com/ とりあえず、もう一度第2問設問1から 利益を確保するための具体的方法120?...

| 中小企業診断士 中村俊基 | 2010/10/26 02:06 |

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