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H19事例3~事例研究~提案力が強み!

(過去問分析をするための材料になればなあと思います。)
---

よくある事例の方向性としては、
高い提案力を活かして、高付加価値を提供する。
 みたいなのあります。良く使います。

 過去問、答練問わず、山のように使われていると思います。
 誰も否定はできないし、まあ、そうなんだろうなという気はします。

しかし、

で、何の提案できるんだったっけ?
で、何が高付加価値だったっけ?
 
 と悩んでしまうことが多いです。

 やはり多くの答案で、記載出来ていないケースが見られます。
 採点するときには、それだけのキーフレーズには点数をあげたくないなあ
 と思ったりもします。
 でも、みんなが書いているから、やはり一律(わずかばかりの)点数はつけるし、
 必要なフレーズなんだと思います。

 差がつくのは、
  なぜそうするのか?(因)
  そしてどうなるのか?(果)まで書いているかになるはずです。

 そして、(果)はあっても(因)のない文章がとても多いのが気になるところです。
  →あえて、文章とかきました。設問単位でみるのではなく、
   各一文一文が全て因果が取れているかの確認が必要だと思います。

-------------------------------------
 さて、H19の事例3

第4問「投資を実行するか、否かの立場を明確に示して」が受験後のもっぱらの話題でした。


【積極派】
第2問で広告代理店を機会と捉える
 →→→需要が急増
  →→→設備が増強が必要
   →→→投資する

【慎重派】
第2問で広告代理店を脅威と捉える
 →→→需要が急増はしない
  →→→設備が増強が不要
   →→→投資しない

※9/14追記:広告代理店を機会として捉えるが投資しない方向がありだとおもいますが

そうすると、第4問より第2問が重要ですかね。第4問の方向を決めるのだから。
そうすると、第2問は、何できまるのか?
  やはり、第1問のSWOT分析で決まってくると思います。
そうすると、うかつに、第1問のSWOT分析をしてしまうわけにはいかない!

 H19C社の強みはなんだったのだろうか。。。
  ・一貫生産体制による短納期
  ・企画/デザイン提案力
      :

「企画デザイン提案の重要性を増している」
「企画デザイン提案の体制づくりを検討」


 ここでは、前述の提案力について着目してみます。

 いかにも、提案力を強みとするように誘っています。

 しかし考えないといけないのは何を提案するのか?
 
 ここで2問の広告代理店とどう付き合うのかが重要になります。
 商業印刷業であるC社と、広告代理店、企画デザイン提案力が強いのはどちらでしょうか?

 やはり、本業の広告代理店の方が圧倒的に強いと感じます。
  (丸投げの代理店も多数ある・・・というのはおいといて)

 そうすると、C社が提案力を活かす!といっても、直販には可能でしょうが、
 広告代理店には無用になる可能性が高いです。
 むしろ、一貫生産体制を持って、高い企画デザイン力までC社が持てば、
 広告代理店は、C社を潜在的ライバルとみなし、顧客と会わせたりはしないで、
 徹底して下請けとして使うんだろうなと思います。
  (だからこそC社はお客様と合わせてもらえず、色調トラブルが発生したりしている)


 また、そもそも、今後はどんな仕事が増えるんでしょうか? 
  第5問の解答にも直結するところですが、
  「製品取扱説明書」の印刷が大手メーカから依頼が来ています。
   印刷、在庫、発注業務を一括受注していて、その事業領域の拡大を狙っています。

  「製品取扱説明書」の作成に企画デザイン力が必要でしょうか?
   業界知識を持ち込むまでもなく、あまりいらないんじゃないの?と思ってしまいます。
   (新規ビジネスをたちあげていく企画力という観点では必要な可能性はありますが、
    デザイン力はどうしてもイメージできません)

 というわけで、企画・デザイン提案力は、広告代理店以外の既存客には
 生かせるかもしれませんが、
 広告代理店ビジネス、そして、今後比率が大きそうな新規ビジネスには
 あまり生かせなさそうです。

 そうすると、提案力自体を強みに挙げるのは苦しいかなと感じています。


<まとめ>
 提案力や高付加価値化は、有効なキーワードだけど、
  具体的に何が提案できるのか?
  顧客がそれを求めているのか?
  高付加価値とはどのような状態なのか?
 これらが説明できるようにしてから、解答に取り込むべし。

H19の事例3全体ではなく、部分的なトピックスになってしまいましたが、
今日はこのあたりまでで。また、続きは後日、触れたいと思います。


例によって、トシキさんブログの意見も多く参考にさせていただいてます。


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| 未分類 | 09時05分 | comments:8 | trackbacks:1 | TOP↑

おっ、ご紹介ありがとうございます。

念のためh19事例3記事のURLです。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshiki_nakamura_jaku/10842051.html

まあ、私は、広告代理店は機会、投資不要って立場です。抽象的な表現ってのは、本当に蔓延ってますなあ。

| トシキ | 2010/09/14 10:09 | URL |

そうですね。
広告代理店の機会までは明確。
投資有無は、少なくても今すぐはないだろうと思います。ブログ本文にも追記しますね。

| ロンドン3 | 2010/09/14 11:30 | URL |

「提案力」が強みではない、という理解はOKです。
これは強みなんかじゃなくて、取引先にへばりついてくための手段です。

投資実行可否はロジックが通ってればどちらでもいいでしょう。
当事例では投資可否判断を行うための情報が不足しているので、いずれを選んでも、出題者が否定し得ない解答が作れましょう。
(よくあるケーススタディと違い、なぜ中途半端な設定になっているのか、出題者の意図は不明です。)

「可」とする解答のヒントを簡単に記しておきます。
・投資実行可否は中長期計画として捉えるべきである。
・競争環境を踏まえると類推可能な潜在的危機がある。
・新規事業含め今後印刷/在庫の拠点はどうあるべきか

事例を試験問題として捉える際のヒントも記しておきます。
 「過ぎたるは及ばざるが如し」

| ミス老婆心 | 2010/09/14 23:50 | URL |

提案力は、取引先からひきはがされるための余計なお世話ってことだと理解しております。ぼそ。小ロット体制構築という観点からは、なんの役にもたたないんですよねえ。両面印刷って...ぼそぼそ。出題の意図は明確だと思うけどなあ...ぼそぼそぼそ。

可とするヒントは全否定って感じです。

ミス老婆心様(って、ここでやってていいのか? よろしければ、私目のブログにお越しくださいませ。って、よろしくないから、こっちにコメントか...ぼそ)

| トシキ | 2010/09/15 01:39 | URL |

短期的には投資しない、中長期で投資可という段階的作戦はとりたいですね。
ただ、どうなって、どの時点で中長期を迎えて、投資を行うかまで書かないと単なる逃げになってしまうかなとも思っています。

成長するためにはいつか投資することは間違いない。でも現段階の与件からは、投資することを類推することは難しいのかなと。

| ロンドン3 | 2010/09/15 01:52 | URL |

本試験では過ぎたるは及ばざるが如し。賛成です。
しかし、事例研究では、一旦、過ぎたるを迎えないと、何が及ばざるか如しなのかすら気づかない可能性があると思っています。

80分じゃない、事前の準備期間だからこそ、
過ぎちゃうチャレンジをする良い機会だと思います。

だから、こそ、冒頭に事例研究の材料になればという但し書きを入れています。

| ロンドン3 | 2010/09/15 01:52 | URL |

分析に対するご意見は、賛成でも反対でも大歓迎です!

念のため。

| ロンドン3 | 2010/09/15 01:53 | URL |

一応、ここでやるのもなんなので、私のブログで、補足するようにします。個人的には長期的にも投資不可なだけに...全とっかえして、価格も安くなったら投資可ってことはあますけどね。現状の前提で投資したら中長期的にも自殺行為。

ところで、10月10日は、また千葉ガイダンスの件でご迷惑をおかけいたしますです。

トラックバックもしておきました。

| トシキ | 2010/09/15 03:33 | URL |















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