2011年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年11月

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H23の事例1(組織)を読んでみた!考えてみた!

読んで見ました。読んだだけかよ!それも今頃かよ。はい、すみません。
最後に、解答の方向性もちょっと作ってみた。一応、初見で80分くらいで。
 色々荒くて問題もありそう(^^;
  あ、初見はウソだな。3日前に写経したじゃないか!(追記)

読んだ時のメモ書きをせっかくなので、残します。Facebookでの発言から少し見直しました。

私の解答作成プロセスは以下のとおりです。
・第1段落と最終9段落を確認して、
・設問を確認
・経営戦略を示す設問に注意(第1問と第4問)して
・与件を確認
・経営戦略を指し示す設問の方向性を検討
・各設問を検討




<与件の1段落目を確認>
・医家ってなんだ? 
 Goo辞書:【3】「医家」は、古めかしい語で、日常ではあまり使わない。医療を行う家の意もある。

・230名メーカーか。規模の大きめの中小企業の出題だな。組織構造は問われるだろうな。 

・37億で230名か。一人頭売上は1,600万円。まあ、そんなもんか。

<与件の最終(9)段落を確認>
・研究機関や流通業者と連携 して
 →近年の本試験の特徴である、外部連携がテーマか?

・積極的に多角化 して成長した
 →多角化がポイントか。
  シナジー発揮しているか注意だな。

・足踏みが許されない
 →新たな成長戦略を描く必要がありそうだ

・ゆでがえるを回避
 →風土についても留意が必要だ。




<設問を確認>
【第1問】
いつも工夫をこらしてくる、事例1の第1問。
やはり単純な環境分析ではないな。
最近はやりの、商品特性の違いのような
感じでまとめるのかな。

(設問1)
「違い」が問われている。
一般と医家の営業活動の状況を対比しないといけない。

(設問2)
注力している理由。
 医家向けに機会があるのだろう。(O)
 A社にそのための強みがあるのだろう。(S)
 S→O で記載できるかな。
 第4問につなげる S→Oとするのだろう。

【第2問】
技術をぱくられるからが解答の方向なのか。あたりまえすぎる。
これだけでは足りないだろう。

ジェネリック医薬品とかでパクられるとしても
特許は25年。そうすると、技術自体がぱくられるのではなく、
ある特定分野を研究している事自体バレると
そこに競合参入してくるから、それすら防ごうという感じなのか。

いずれにせよ、設問だけで考えすぎないようにしなければ。
 →一般論にならないように!

【第3問】
両面か。特徴を問いそうなところを、
あえて、両面書けと、親切に問うてきてくれているのか?

同族会社のメリット・デメリットは過去問で問われている。
基本的にはその逆を答えるか。

(メリット)
・お金を持っている人と経営能力を持っている人の
 マッチングというか融合でき、経営を専門家にまかせられる。
・経営者の独断を防げる。
(デメリット)
・意思決定が分離してない場合より遅いか。

→これも一般論にならないようにしないといけない。
 第4問の組織管理上で解決できるようなデメリットを挙げるのか?

→単に持株会だけの話で社員の経営参画ではなく、
 仕入先も出資者
 →解答に使わないとかな!?


【第4問】
・将来に向けての成長戦略
 →最近の事例のパターン通りきたな。
  でも新規事業は問われてないのかな。

・3年以内に売上高40億円 の達成
 毎年1億円の増収を続ければいい
 10%未満の成長率でいい
 →それほどドラスティックでなくてもいいというわけか?

・組織管理上の施策
 ときたか。近年は、成長戦略を問うておきながら、
 組織に対しては明確に設問で触れられないことが多かった。
 事業戦略+組織戦略という形で書けるかが、
 勝敗の分かれ目だった。
 今回は、組織の設問になった。しかし、ここでは、
 あえて、事業戦略の要素も書くことを意識した方がよさそうだ。

 しかし、組織管理が何を指すかは意識しないとな。
 →組織構造 組織風土 ハード&ソフトの両面を忘れないようにしないと。


いずれにせよ、第1問との関連、一貫性を忘れてはならない。




<与件の2段落目を確認>
・創業家一族は社長でも、大株主でもない
 →まさに、第3問だな。

・社長は、営業部門出身
 →技術面でサポートしてくれる人はいる?

・毎年一億円 程度の増収
 →なんだ、第4問では、このペースの成長を続ければいいんだ

・わが国とは法や規制の異なる欧州や米国、今後の成長が期待される中国など
 →海外リスク留意
 →第4問では、海外進出についても触れるのか?

<与件の3段落目を確認>
・高度経済成長期に開発 したガーゼ付の救急用絆創膏
 →高度成長期の話だから、
 同じように一般向けの製品では、今後成長しにくいという暗示か?

<与件の4段落目を確認>
・それまで経験 のなかった分野に進出して資金がショート
 →今後も経験のない
  もしくは シナジーのない分野に行ってはいけない

<与件の5段落目を確認>
・創業家一族の勢力が復活
 →まさかの創業家復活
 →第3問で触れたいな
 →やっぱり激しい環境変化に経営能力の不足する創業家では対応できない

・金融機関からの支援が期待できない
 →金融機関の視点も第3問にいれるか?

しかし、歴史語るねえ。早く、今の課題にたどり着かないかな。
 →でも、歴史は大事。
  事例1では、歴史に従って事業を展開させるが、組織がおいついてないケースが多い。


<与件の6段落目を確認>
・仕入れ先から送り込まれた役員や社長の下で、経営再建はほとんど進まず
 →やはり、経営の専門家が必要。経営と所有の分離

・既存事業の改革 が急務
 →何を改革する?もちろん、事業面も改革するのだけど。
 →プラスして、
  組織構造? 組織風土?
  事業面だけでなく組織面も留意

・営業の最前線 にいた現社長
 →市場・顧客のニーズを社長は把握している。


<与件の7段落目を確認>
・医家向け市場に供給
 →事業の方向性というか顧客ターゲットは明示

・医療現場のニーズをとらえることが不可欠
 →社長は営業上がりだから知っているはず。

・現場の声 の収集に積極的に取り組んだ
 →現場の声を聞く社風になっている。
  (同族企業ではなくなっていることを暗示)

・「安心・安全・安価」で治療効率を高める製品の開発につながっている 。
 →なぜ、つながったのだろうか?
  現場の声を収集できたから?それだけ?

・少なくとも、
 「安心・安全・安価」で治療効率を高める製品が医家に求められるという機会はあった。

<与件の第8段落を確認>
・事業多角化
 →また、多角化か!
  シナジーあるよね?

・やっぱり、例年通り新規事業もあった

・「健康・美」を求める中高年層をターゲット
 →おっと、新たなターゲット登場
  →これは一般家庭向け市場だよね?

・自己完結的に行うのではなく、地元の大学や研究機関、流通業者と提携
 →外部の経営資源を活用できている!いいね!

・地元の大学と共同開発した結果、原材料のコストを大幅に下げる
・成分の改善 にも成功した
 →なるほど、「安心・安全・安価」にも理由があった。



ざくっと、解答の方向性を考えてみる。

【第1問】
(設問1)
・医家向け:営業活動でMRが必要(直接営業)+(プッシュ営業)
・一般家庭向け:プロモーションが重要(プル営業)
       卸売業者に向けて営業(間接営業)

一般家庭向けでは、顧客ニーズを直接収集できないが
医家ではできる。
 →強みが生かせる

(設問2)
S:市場ニーズの把握活動をしている
 +顧客のニーズを把握しているだろう社長
O:「安心・安全・安価」で治療効率を高める製品の
  ニーズが医家にあった

S→Oできるから、進出した。

さらに、
今まで数々失敗してきた多角化だが、
今回はシナジーが発揮できる多角化で、
経営の安定性を確保できる。

【第2問】
・技術流出自体ではなく、
 →そもそも医薬品は長期の開発期間が必要
 →該当分野に取り組んでいることが漏れると
  A社の戦略の方向性が漏れ
  他者も同分野の研究開発に取り組んで模倣される

・さらに、連携しながら開発するとなると(自社開発だけかなあ)
 特許権の扱いも難しそう。


【第3問】
単純に知識を羅列したのでは、点数は取れないと思う。
同族だからというところははずして、仕入先と社員持株に着目
・メリット
 仕入先 :今後の、研究機関や流通業者と連携した多角化に活かせる
 社員持株:従業員が業績に対して責任を感じ、頑張れる!
・デメリット
 仕入先 :外部からの意見で、自社の意見を通せない可能性
 社員持株:特にないかな・・うーん 

【第4問】
組織管理を中心に書きながらも、海外展開などは触れたいです。

・ハード面
 多角化、新規事業を実現できる組織構造・運営を行う
 →海外や外部も含めた事業運営の仕組み
  組織管理(事業のPDCAチェック)→ちょっと経営管理になっているか。
 →ノウハウ共有の仕組み←第1問の強み顧客ニーズ収集を活かす内容を入れたい

・ソフト面
 チャレンジ精神を維持し続ける組織文化の維持
 →社内ベンチャー、評価の仕組み飲み直しなど


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H23事例3~写経

H23 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ (生産・技術)




 C社は資本金5,000万円、従業員80名の金属製家具製造業である。書庫、ロッカー、収納棚などのオフィス用金属製集の家具を生産、販売しており、売上高の60%は大手事務機メーカーX社へのOEM製品、残り40%は自社ブランド製品「ビルトインシリーズ」である。

 C社は、ビルの屋内用電力制御盤メーカーの協力企業として創業した。切断加工機と曲げ加工機を使用して金属パネルを加工する企業としてのスタートであった。その後、溶接設備の導入により組立工程を、さらに塗装設備の導入により仕上げ工程を備え、制御盤の筐体完成品の受注ができる企業として成長した。この間最も苦労したのが、塗装技術のレベルアップである。塗装技術に関しては外部の専門家に始動を依頼し、顧客が満足する塗装仕上げの技術レベルに到達する努力を重ねた。その改善活動が実を結び、制御盤筐体の受注量は増加したが、建設業界の動向に影響されて受注量の変動が大きく、工場の操業度も大きく左右される状態が続いた。

 他業界からの受注獲得に務めたC社社長は、塗装工程の始動を仰いだ専門家から、OEM生産協力企業を探している大手事務機メーカーX社を紹介された。技術指導を通じてC社の塗装技術レベルを評価しての紹介であった。X社による工場監査、製品仕様の確認、試作品の政策と加工方法の調整・変更などを経て、収納棚の規格品1品種の量産受注に成功してOEM事業がスタートした。その後オフィス用高級家具規格品などの受注品種も増加し、X社向けのOEM事業は拡大を続けた。
 しかし約10年前よりオフィス用金属製家具業界は、官公庁での予算の減少、民間企業での業績の悪化などによって低迷し、X社からのOEM製品の受注も頭打ちとなる。C社ではその対応として、X社製品及び販売チャネルと競合しない学校、図書館、病院などの建築工事に付帯する金属製収納棚に特化した自社ブランド製品「ビルトインシリーズ」の採用を売り込み、建築工事時に工事会社と契約して納品している。

 ところが最近1~2年、X社からの受注量減少が生じ、再び売上の減少傾向が見られるようになった。そこで、C社ではその対応として、カタログ規格品の「ビルトインシリーズ」に加え、建築物内部に使われる金属製家具をコーディネートし、トータルで提供する特注品の自社ブランド製品「フリーデザインシリーズ」事業の開発を検討することになった。この事業は、「ビルトインシリーズ」のこれまでの営業先である施主や設計事務所から「オフィス空間をトータルで提案し、供給してほしい」との要望に応えようとする事業への進出であり、C社では大きな期待を持っている。

 C社の会社組織は、総務部、営業部、製造部で構成されている。設計開発業務は営業部に所属する2名の設計要員が担っている。この設計要員2名は、X社との新規規格品の設計打ち合わせ、「ビルトインシリーズ」の設計開発、さらには顧客の要望で作成する「ビルトインシリーズ」を活用したオフィスレイアウト図の提案も担当するなど当社製品企画の中心である。同時に材料・購入部品などの発注業務、外注加工の手配などの購買業務も担当しており、業務量が大変多く業務が滞ることもしばしば生じている。この状態を改善し、社内で検討している「フリーデザインシリーズ」事業に必要となる特注品の設計業務に対応するため、CAD/CAM化を製造部と計画中である。

 受注業務は営業部長以下10名の営業部員が担当している。1名がX社のOEM製品を担当しており、他9名は「ビルトインシリーズ」の営業活動を行なっている。

 OEM製品確定受注情報は、製品名と数量を明記した翌月分の「注文書」と翌月隔週の「納品指示書」として、毎月中旬にX社から営業部に入る。営業部では、この翌月分のOEM製品受注情報に、各営業担当者から提供される翌月分の「ビルトインシリーズ」の受注情報を加えて、翌月の納品計画を月末に製造部に渡す。製造部ではこの納品計画と材料購入部品および外注加工品の納期に基づいて、翌月の生産計画を月末に立案する。ただし、上旬分の生産計画は営業部との打ち合わせにより前月中旬に仮に作成し、正式な納品計画が届く月末に修正を加え確定の生産計画としている。

 生産工程は金属パネル加工、組立加工、塗装加工の3工程があり、ロット生産を行なっている。金属パネル加工に使用している切断加工機および曲げ加工機はNC化され、各加工機のオペレーターはデータを入力するスキルを持っている。金属パネル加工の一部、金属製加工品、樹脂製加工品などは外注加工で対応している。この外注加工品は営業部の設計要員が事前に発注手配を行なっているが、納期の管理が十分に行われていないため納品遅れが発生して組立工程の生産計画の変更が多い。


 製品在庫は、「ビルトインシリーズ」については保有し受注に対応しているが、OEM製品については保有せずX社からの発注に基づき受注生産対応をしている。また材料や、ビス・ナット類などの購入部品については、発注単位や発注単価を考慮して先行手配し、外注加工品については都度発注している。この材料・購入部品・外注加工品については、新製品の開発・規格化に際してデザインを優先することから、製品ごとに異なるものが採用される傾向にあり、特に外注加工品についてはその傾向が強く品種が非常に多くなっている。



第1問(配点20点)
 C社の創業からの事業変遷を理解した上で、生産技術面の特徴を(a)欄に、営業面の特徴を(b)欄に、40字以内でそれぞれ述べよ。

第2問(配点20点)
 C社の生産計画は計画期間中に変更されることが多い。C社社長は、当社製品の納期に対する顧客の満足度を上げるためにも生産計画の精度を向上させたいと考えているが、そのための対応策を200字以内で具体的に述べよ。

第3問(配点40点)
 C社では自社ブランド規格品「ビルトインシリーズ」に加え、特注品の「フリーデザインシリーズ」事業を計画している。

(設問1)
 「フリーデザインシリーズ」事業は、既存事業の営業先からの要望によって計画、検討されている。顧客からの要望に応えこの事業を推進するためには、C社の営業スタイルをどのように変えるべきか80字以内で提案せよ

(設問2)
 「フリーデザインシリーズ」事業を成功させるため、設計面の課題と生産面の課題を100字以内で述べよ。

第4問(配点20点)
 「フリーデザインシリーズ」事業に対応するため、CAD/CAMの導入を考えているが、このCAD/CAM化はC社にどのようなメリットをもたらすのか140字以内で述べよ。

| 診断士受験ネタ | 08時14分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H23事例1~写経

H23 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ (組織・人事)



A社は、資本金1億円、年間売上高役37億円の医療品メーカーである。主な取扱商品は、医家向けおよび一般家庭向けの医療品であるが、近年、化粧品や健康食品の事業にも参入している。従業員sh約230名のうち、非正規社員は20名程度である。

 A社は、中小企業には珍しく、創業家一族は社長でも、大株主でもない。現社長は、高校卒業後に数年間の工場勤務を経て、創業家のトップの下で営業担当者として本社や首都圏の支店で勤務した後、40歳代の初めに本社の営業部門の管理職に就いた。その後、A社は、業績面では少なからず浮き沈みがあったものの、現社長がトップに就任して以降、比較的順調に事業を拡大してきた。近年の国内の景気低迷の中にあっても、毎年一億円程度の増収を達成している。また、わが国とは法や規制の異なる欧州や米国、今後の成長が期待される中国など海外の市場開発にも積極的に取り組み始めている。

 A社は、創業以来、打ち身やねんざ治療の膏薬を主力商品としてきたが、その後、一般家庭向け医療品分野で商品ラインアップを充実させて事業規模を拡大してきた。A社が全国市場で、その名を知られるようになったのは、高度経済成長期に開発したガーゼ付の救急用絆創膏を発売して以降である。

 長年にわたって一族で事業を承継し拡大してきたが、1970年代初め、高度経済成長期が終焉する中で、工場設備の拡充や近代化、福利厚生施設の充実を進めただけでなく、それまで経験のなかった不動産事業や医療品以外の物販事業へも進出した。しかし、資金がショートし、本業にも影響を及ぼすようになった。A社は、取引銀行や原材料を購入していた仕入先に支援を求め、企業再建に取り組まなければならなくなった。そのため、金融機関から役員を迎えたこともある。

 経営の負担となっていた事業の整理統合に着手して、再建にめどが立ちはじめると、創業家一族の勢力が復活した。しかし、1980年代初め、競合企業がA社の主力市場に参入し差別化競争や価格競争が激化するようになると、再び経営不振に陥ってしまった。もはや金融機関からの支援を期待することはできず、複数の仕入先に経営権を譲渡することになって、創業家一族による支配体制は終わりを告げた。

 しかし、仕入れ先から送り込まれた役員や社長の下で、経営再建はほとんど進まず、景気の追い風の中にあっても現状を維持することが精一杯であった。さらに、バブル経済の崩壊によって状況が悪化すると、存続を確保するために既存事業の改革が急務となった。そこで、当時、常務取締役で営業の最前線にいた現社長が、全件を持って事業運営にあたることになった。

 医療品事業では、主力商品の絆創膏の製造で培ってきた技術を応用して、より付加価値の高い商品を一般家庭向け市場だけでなく、医家向け市場に供給していくことを目指した。医家向けの新製品を開発するためには、医療現場のニーズをとらえることが不可欠である。A社では製品開発のヒントを得るために、医療品販売会社の営業担当者に同行し現場の声の収集に積極的に取り組んだ。そうした地道で現場に密着した活動が、極薄型の絆創膏や使い捨ての消毒薬付き綿棒など、「安心・安全・安価」で治療効率を高める製品の開発につながっている。

 また、以前から救急用の絆創膏中心の医療薬品依存を懸念していた現社長は、事業多角化にも乗り出した。「健康・美」を求める中高年層をターゲットに、化粧品事業や健康食品事業に参入した。これら新規事業は、開発から販売まですべてを自己完結的に行うのではなく、地元の大学や研究機関、流通業者と提携して事業を展開している。たとえば、化粧品事業では、地元の大学と共同開発した結果、原材料のコストを大幅に下げることができた上に、成分の改善にも成功した。また、健康商品事業では、地元の生協と新商品の共同開発や共同販売を行なっている。

 このように、A社は本業の事業革新を進めるとともに、研究機関や流通業者と連携して、積極的に多角化を推進したことで、業績不振に苦しむ同業者多い中にあっても、一定の成長を確保しているのである。もっとも、経営環境が大きく変化する中で、足踏みが許されるわけではない。ややもすると、成功に安住し「ゆでガエル」になりやすい状況を回避し、チャレンジ精神を維持していくことが、現社長にとって大きな課題である。





第1問(配点40点)
 A社は、かつて一般家庭向け医療品を中心に事業展開してきた。しかし、近年の経営環境の変化の中で、医家向け医療品分野での事業強化に積極的に取り組んでいる。このことに関連して、以下の設問に答えよ。

(設問1)
 A社にとって、かつて主力製品であった一般過程向け医療品と、近年注力し始めている医家向け医療品では、営業活動に、どのような違いが求められるか。120字以内で説明せよ。

(設問2)
 近年、A社が医家向け市場に注力しているのはなぜか。その理由を、120字以内で説明せよ。

第2問(配点20点)
 厳しい競争を展開している医療品業界にあって、新商品や新規技術の開発は極めて重要である。しかし、そうした中で、A社では、自社開発した技術の特許をあえて出願しないこともある。その理由として考えられることを、100字以内で説明せよ。

第3問(配点20点)
 A社は、中小企業には珍しく、創業家一族による同族企業ではなく、仕入先や社員持株会などが主な出資者である。A社にとって、このような所有と経営の分離のプラス面とマイナス面の両面について、120字以内で述べよ。

第4問(配点20点)
 同業他社に比べ業績がよく待遇も大手企業と遜色のないA社は、3年以内に売上高40億円の達成を目標としている。それを実現するために、どういった組織管理上の施策を講じていくべきか。中小企業診断士としてアドバイスを求められた。120字以内で説明せよ。

| 診断士受験ネタ | 14時06分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【歴史・ことわざ編】2次試験に向けて、励ましの名言

『少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声』
 今、この時、勉強をできていることに感謝ですね。

彼を知り己を知れば百戦殆からず
 敵を知ることばかりに必死になって
 自分を知ることを忘れていませんか?

『為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり』
 上杉鷹山

sousou.png

『至弱をもって至強にあたる』  『魏書』 荀
  意味は、色々と取りようがあるかと思いますが・・・
  自らを、至弱と設定することで、おごらず、相手をしっかり調べて
  そして天の時を見極め、地の利を活かして勝つのです。
  それが出来るのはあなたしかいないのです

  あなたの合格レベルは至弱かもしれない。
  だからのこそ、全力を尽くして、勝ちとらないといけない。
    「あなたならできるわ」


『人を知るもの智、自らを知る者は明』 老子

「人を知る者は智者のレベルに留まるもので、
  自分を知る者こそ明知の人である。」
 人を知るだけでも難しいですが、自分を知る事は遥かにむつかしいことです。

「智」は深い読みのできる能力です。
「明」は「智」よりもさらに深い洞察力があることをいいます。

 与件を知るは    「智」
 そのロジックを知るが「明」 か!?


『善く問いを持つ者は鐘を撞くが如し』   戴聖
 西郷隆盛を評した坂本竜馬の言葉でもありますね。
 大きな問いかけをした方が、
 得られる解答も大きくなります。

 戦略問題なのに、戦術の問いかけがなされていると
 問題を矮小化していませんか?


『士、別れて三日、即ち当(まさ)に刮目(かつもく)してあい待(たい)すべし』
        『呉書』 呂蒙伝注
 すぐれた人物たるもの、三日会わなければ、
 よくよく目をこすって相手を見なければなりません」
 すぐれた人物というものは日々進歩してとどまらないので、
 昔の先入観で見てはいけないということ。

 残り数日でも、進歩できるということ!



『年五十にして、四十九の非を知る』  淮南子

 五十歳になってみて、それまでの四十九年間の人生の過ちの多さを知るとい
 うことだが、五十になっても、進化を止めず、日々BESTを尽くしていくということ。

 たくさん受けた模試の悪さを嘆いても仕方なく、本番でBESTを出せばいい。


『知者はこれに過ぎ、愚者は及ばず』 中庸
 世間で言う知者とは、出過ぎ者のことで、やらなくてもよいことをやり、
 考えなくてもよいことを考える。
 愚者はこれに反してすべて足りない

 知者:模試の上位の人は合格しない。(かもしれない)
 愚者:模試の下位の人は合格しない。(かもしれない)

 中庸で中くらいでいいじゃないか。そのくらいの人の方が合格しやすい。



『人を相手とせず、天を相手とせよ。
 天を相手として己を尽くし、人をとがめず、
 わが誠の足らざるを尋ぬべし。 』
  西郷隆盛
 やはり、最後は自分自身と向き合って、戦うしか無いわけです。




皆様の合格を祈念しております。

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| 診断士受験ネタ | 08時34分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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仕事力アップ講座(募集中)~起業にFacebookが必要な理由

仕事力アップ講座(iSB公共未来塾 全12コマ 無料)
https://sites.google.com/a/office-ozaki.com/infomation/home/isbentry#TOC-3
 ↑↑↑講座の全体像です

そのうち、2コマをFacebook関連の講義やります。
「起業にFacebookが必要な理由
 ~ソーシャルビジネスだからこそつながるFacebookが必要」

https://sites.google.com/a/office-ozaki.com/isb/koushi
 ↑↑↑私のやる部分

facesocial.png


お申込みはこちらのフォームから
https://sites.google.com/a/office-ozaki.com/infomation/home/isbentry


なお、iSB公共未来塾のページはこちらです。
http://i-sb.org/
iSB.png
 iSB公共未来塾は、地域社会の課題をビジネスの手法を用いて解決し、
 「公共の未来」を切り開く社会的企業の起業家やスタッフを
 養成するビジネススクールです。
 内閣府の「地域社会雇用創造事業」の一環として開講されます。

| 独立診断士への道 | 07時06分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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iPhone5ならず・・・メモ

残念ながらiPhone5出ませんでしたね。(><

いずれにせよ、割れたiPhone3GS久助を利用中の私はいずれにせよ、
新しい機種を入手することになりそうですが。

機能のトピックはこれくらいでしょうか?

(1)iPhone5は出ず
(2)iPhoneのOSはiPhone5になった
(3)iPhone4Sが、auとsoftbankの両方から(たぶん、10/14)に出る
(4)HSDPA・・通信速度が速くなる? (auなら?)
(5)カメラが手ぶれ補正できる
(6)iCloudが出た


auにするか、softbankのままにいくかは・・・引っ越そうかなあ。

あとはiCloud 
やっぱり、今まで母艦であるパソコンとバックアップを取っていましたが、
ぱそこんでなくて、 クラウドにバックアップとりたいですね。

5GBまで無料か・・ iPhoneのバックアップとしてはすぐに有料の領域に踏み込んでいくことになりそうですね。
無料で 5GB のストレージ領域が利用できる。
ストレージ領域は有料で拡可能。年額料金は、10GB が20ドル、20GB が40ドル、50GB が100ドル。

Dropboxを有料利用して、別途iCloudもとなると
 ちょっとやだしなあ。

| IT | 16時20分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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9月に読んだ本の振り返り

読書の秋なのに、少ないもんです。 でもまだ書評登録できてないビジネス書がだいぶあるなああ。

9月の1冊は これ!

 号泣です。




9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3843ページ
ナイス数:191ナイス

神様のメモ帳〈5〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈5〉 (電撃文庫)
サラシまくなんて、もったいないことだったんだ。
読了日:09月23日 著者:杉井 光
チヨ子 (光文社文庫)チヨ子 (光文社文庫)
久しぶりに 宮部みゆき を読んだ気がする。 ホラータッチの短篇集。やっぱり、長編でがっつり読ましてくれる方が好きだな。 でもこの短編たちもコンパクトにうまくまとまっている。どれもすぐれものだけど、この逸品という感じのものがなかったのが少し残念かな。 ひとつ挙げるとすると、聖痕の後味の悪さは好きです。
読了日:09月23日 著者:宮部 みゆき
ティターンズの旗のもとに〈下〉―ADVANCE OF Z (メディアワークス文庫)ティターンズの旗のもとに〈下〉―ADVANCE OF Z (メディアワークス文庫)
すべてのガンダムの中で一番すきなのがゼータの僕にとって、萌えた。 しかし、まあ、ちょっと話がとっちらかってる感もある。グリプス戦役以後の軍事法廷がメインだが、忠実にゼータのそしてティターンズの歴史を振り返ったため、解説的に説明しているシーンが多く目立った。 過去事象をもう少し削って、現代(軍事法廷)の中でのミステリー要素をもっと入れられたのではないだろうか?  そして、大団円はいただけない。 後味の悪さを残す工夫もして欲しかった。
読了日:09月23日 著者:今野 敏,矢立 肇,富野 由悠季
ティターンズの旗のもとに〈上〉―ADVANCE OF Z (メディアワークス文庫)ティターンズの旗のもとに〈上〉―ADVANCE OF Z (メディアワークス文庫)
読了日:09月23日 著者:今野 敏,矢立 肇,富野 由悠季
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
いやあ、乙一さんらしいね。 のどかに恐ろしい。 童謡が頭の中でリフレインしそうよ。 死者である私が主人公、しかし思い出・回想なんかじゃなくて、死体の視点。 それも、うらみつらみではなく、客観的であり、むしろ、滑稽であったりする。
読了日:09月18日 著者:乙一
オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫)
半沢がいい感じ。キレとテンポでぐちゃぐちゃした銀行事情をふっとばす。 しかし、まあうまくいきすぎか。 その分、最後にうまくいかない点をもってきたんだろうけど、少しとってつけたみたいなEndingが残念かなあ。
読了日:09月18日 著者:池井戸 潤
ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだらラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
ぜんぜん、ラーメン屋の看板娘じゃないやん。。 購入したのは、表紙のおかげだけど、 表紙・タイトル と 内容のアンマッチ感はいなめず。 内容はしっかりとした、飲食店の支援ものだった。 やはり物語りにすると読みやすい。 こういう本を書きたい!
読了日:09月11日 著者:木村 康宏
殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)
雪平!っ これで終わりなのか、最後の事件なのか! どらまっぽいスピードのある展開! サイコなテンポがたまらない。 アンフェアほどの納得感はなかったけど、すらっと楽しめる一冊ですね。
読了日:09月11日 著者:秦 建日子
別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)
ついに終わりか・・・ 最初はこのリアル?かつファンタジーな世界に中々感情移入できなかったが、ここまでくると、もはや図書館の住人になれた気がする。 手塚と柴崎はよかった。ようやく! でも、あとがきにあったように、最初はこの最後のシーンがなかったのなら、なかったままの方がよかった気もする。 玄田と稲峰の最後がいい! 囲碁やりたくなったw
読了日:09月11日 著者:有川 浩
真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
カッコウの母は、子育てをせずに預ける。 二人のカッコウ母と預けられた子供。 なぜか真夜中だけ営業するパン屋に黒服と白服のコック。 ふんわりした感じで、葛藤する。 なぜ、深夜営業なのか。このあとのぞみはパン屋の娘でいられるのか? ちょっと続きが気になりますね。 続編を読んでみたい気もする。 でも、美和子とクレさんの美しい日常の思い出でおわってしまってもいいかなあと。
読了日:09月04日 著者:大沼紀子
空飛ぶタイヤ (Jノベル・コレクション)空飛ぶタイヤ (Jノベル・コレクション)
池井戸作品は初読。 空飛ぶタイヤって、なんのファンタジーだと思いながら読み始めると、三菱自動車の脱輪のリコール隠しが題材であった。 大会社を守ろうとする役員。 企業内での立ち位置を守りたい課長。 PTAで実権を握りたい母親。 中小企業を守ろうとする主人公の社長。 何かを守ろうという立場では、みんな同じなのかもしれない。 その中で自分を守るのではなく、会社、社員、妻、息子・・守るべきものをが一番多かった者が勝利を収めたのか?  そして勝利と呼んでいいのか? 分厚さも忘れて怒涛の一気読み。そして号泣。
読了日:09月02日 著者:池井戸 潤
そうか、もう君はいないのかそうか、もう君はいないのか
タイトルを読むだけで涙が出そうになる。 文豪城山の妻との出会いとその日常、そして別れ。 最後には、城山の娘の視点での、父と母との別れ。 ダメ押しの、あとがきには 児玉清。 こんな夫婦がいるものだろうか。 「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」 妻と仕事が好きなら、人生はそれでうまくいく。なるほど。
読了日:09月02日 著者:城山三郎

2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

| 読書日記 | 07時03分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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座談会の記事っておもしろいの?~10月号企業診断ニュースに記事が掲載されました。

さわちさんのブログでも紹介されていましたが、10月号の企業診断ニュースに、私も執筆した記事が掲載されました。

魔法の習慣3 -若手診断士が、輝く4人から学んだもの

協会のHPにも内容が掲載されています。(私の書いたのは5章です)
http://www.j-smeca.jp/contents/article/2011_10_article.html

魔法の習慣は堀切さんの企画で、私も第1回ですから、2年前に参加させて頂きました。
成功をおさめられている方には、なんらかの魔法の習慣があるはず!という仮説に基づいて
記載したインタビュー記事です。

今回のテーマは 「インプット・アウトプット」

私の役割は、上記テーマに基づき、取材をされ、
記事を書かれた4名の座談会の司会をして、その内容を記事にまとめることでした。

結婚式の二次会やパーティーの司会は何度もやったことがありますが、
そういえば、座談会の司会は初めてかもしれない。

みなさんの、いいところや、言いたいことを
うまく引き出すのって、なかなか難しいものだと実感しました。

いずれにせよ、堀切さん、星野さん、さわちさん、まいまいさん
 こんな私を司会に呼んでくれましてありがとうございます。



で、記載しててなんなのですが、
基本的に座談会の記事って面白くない。(のが多い)
どうしても、うちわの話だったり、無駄な会話が流れたりと、
他の座談会の記事を読むたびに思っていました。

読ませるための記事というより、言いたいことをいう記事になってしまう。

なんとか、そうならないように、少しでも読んでて楽しい記事にしたいなと
取り組みましたが・・・どんなもんでしょうか?

うーん。まだまだ修行が必要なようです (^^;



| 独立診断士への道 | 11時21分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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