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吉田修一『日曜日たち』4/5点


『日曜日たち』吉田修一4/5点

芥川賞の「パークライフ」に引き続き、吉田修一作品。

「パークライフ」も日常の何気ないシーンの連続だけど、この作品もそう。
5人の若者の5個の話であって、それぞれはたいしたことないのかもしれない。

でも、よくあるのが、5つの話が絡み合ってというのではなく、絡み合わない。
なぞの二人の兄弟が、5人の関係の間を糸を縫っていくような感触。

5つの話ではなく6個目の話なんだと気づいた時に、ジワッきました。

まあでも軽いストーリーだけどね。
自分好みの短編であるので、高得点にしてみた。
 人によって評価わかれそう。


---あらすじ--------
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。



 私のおすすめ:
ちょい不思議な日常

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| 読書日記 | 10時45分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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蓮見圭一『水曜の朝、午前三時』4/5点


『水曜の朝、午前三時』蓮見圭一4/5点

前半は5点満点。設定にはまった。病で亡くなった母親が、娘へテープを残すのだが、娘への思いというより、自分の恋の話を残す。
作者は男だけど、女の人がかいたかのような、せつなさとどうなるんだろうという展開に引き込まれた。

後半、恋の破れ方とか不満。ちょっと短絡というか安易か。。そんな深い思いが、そんなことで壊れるか?という感じ。






----あらすじ---------
45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官として将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら…」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー



 私のおすすめ:
前半は泣ける

| 読書日記 | 12時48分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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野沢尚『反乱のボヤージュ』2.5点/5点満点

『反乱のボヤージュ』2.5点/5点満点

先日の『龍時』に引き続き、野沢さんらしからぬ作品。
というより、自分が、最初に『深紅』『破線のマリス』『リミット』と衝撃的な方から読み進めたからかもしれない。
1960年代ものかと思ったら、2000年くらいの話だった。
それくらい昔っぽい学生闘争の話。
借金取りに追われたり、ストーカーがいたり、ネット掲示板の攻撃があったりと現代風なところがあるため、部隊設定との違和感が最後までぬぐいきれず。

寮の中の生活なので、寮生の色んな人の話がたくさんちりばめられ、父と子の絆みたいないい話もあって、単体ではよかったのだが、やはり、設定がな。。。


---あらすじ------
坂下薫平19歳。首都大学の学生寮で、個性溢れる面々と楽しい日々を過ごしていた。だが、寮の取り壊しをもくろむ大学側は、元刑事の舎監・名倉を送りこみ、厳しい統制を始める。時を同じくして起こった、寮内のストーカー事件や自殺未遂騒動。だが、一つ一つのトラブルを乗り越えながら結束を固めた寮生達は、遂に大学側との戦いに立ち上がる。現代の若者達の「旅立ち」を描く、伸びやかな青春小説。



 私のおすすめ:
ちょっと時代設定変かも

| 読書日記 | 12時47分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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そういえば

1次試験おわりました。

らくらく?合格でしょう。 マークみすってなければね。。

さて、1年半ぶりに、2次の勉強はじめなくては。。。
 ほんとの戦いはここから!

| 未分類 | 10時57分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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横山秀夫『出口のない海』 4/5点


『出口のない海』横山秀夫 4/5点

横山さんも警察物以外も書くんだと思いつつ手に取った一冊。

回天 いわゆる人間魚雷の話です。
回天とは、天をも上回る最終兵器という意味で名づけられたらしい。
そのわりにほんとにひどい兵器。

戦艦から発射されて、最後の微調整くらい乗組員がやって魚雷とともに突っ込むのかと思っていたけど、実際は、戦艦から発射されるときに距離をはかって、相手艦の直前1kmくらいで一度浮上して、潜望鏡で相手を確認して、つっこむらしい。あたるわきゃないよな。当然、脱出装置はないし。

演習中の事故で死んだ人多数。また、発射直前入水したが、動かず無念の撤退の人も多数らしい。さあ、死ぬぞと思って覚悟を決めた後に、生への帰還。

喜びに震えつつも、死んでいった仲間への思い、また周りからの冷たい視線。。

その中で野球部のエースだった主人公は、最後に魔球を完成しようと、浜辺で練習をひたすら続ける。。


涙なしでは読めません。。


---------
人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとは―。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。



 私のおすすめ:
出口を探してあげたい

| 読書日記 | 10時56分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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伊坂幸太郎『ラッシュライフ』 3/5点

『ラッシュライフ』 伊坂 幸太郎  3/5点

いくつかの物語が時間も場所も交錯させながら、最後につながるってのは、よくあるけど、これはすごい。10人くらいの登場人物のストーリーをすべて絡めながら、さわやかに完結する。
まあ、ちょっと技巧に、こりすぎだが。。

色んなキャラクターはみんな、濃厚であり、悩みも深く、出口もないようだが、
実はみんなあまり悩んでないのではという、あっけなさもある。

泥棒/自殺/名探偵/神?/サッカー選手/新人画家/拳銃/老犬・・・

主人公は老犬かも。


----------
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。



 私のおすすめ:
老犬が主人公

| 伊坂幸太郎 | 10時55分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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江國香織『号泣する準備はできていた』3/5点

『号泣する準備はできていた』江國香織3/5点

タイトルから想像できるように号泣できないよ。
あっさりすっきり

まあ感想を書きづらい本だな。相変わらず。
なので気に入ったフレーズの抽出で。



 ルイと遠くに行ければよかったのに。。

 予期せぬことにわずらわされちゃったわよ

 どこでもない場所に乾杯



 私のおすすめ:
ちょっとしか泣けない

| 読書日記 | 13時03分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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稲見一良『セント・メリーのリボン』4.5/5点

『セント・メリーのリボン』稲見 一良4.5/5点

稲見さんは12年前に没していますが、いい作品ですね。

暖かいハードボイルド。
生きてたらもっと、この主人公で連載できていたのに残念です。

この文庫がすごい! の2位の作品
(ちなみに1位は博士の愛した数式)

博士の愛した数式もどこがすごいとかはなかったけど、暖かく切なくなった。
この物語も淡々と進むが、そっけなくあったかい。


愛犬ジョーの迷惑そうな顔が目に浮かびます。


短編集で、表題以外のもなかなか!

【あらすじ】
失踪した猟犬捜しを生業とするアウトロー探偵・竜門卓の事務所に、盲導犬の行方をつきとめる仕事が舞いこんだ。相棒の猟犬ジョーとともに調査を進めるうちに、薄幸な、ひとりの目の不自由な少女のもとに行きつくが・・



 私のおすすめ:
男の贈り物とは

| 特に感動した本 | 12時59分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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